2007年08月

2007年08月24日

アメリカ最強の小売 ウォルマートの戦略5

今日は、2年前にメルマガで書いた記事を
投稿してみます。

アメリカの小売最大手、ウォルマートについて書いたのですが、
かなり反響がありました。

「アメリカではこういうあこぎなやり方をするのですね!」
「これに似た例をオーストラリアでみました」

などなど、

アメリカの「あこぎ」なやり方に興味がある方、
以下読んでみて下さいね。

--------------------------------------------------------

本日は、アメリカ最大の小売店、ウォルマートについて
書いてみたいと思います。

ウォルマートは、『超』大型総合スーパーで、
日本のスーパーの数倍の敷地に、これでもか、という
品揃えがあります。

昨年度の売り上げは$285ビリオン。ミリオンではないですよ、
ビリオン。日本円にして、約30兆円以上です。

アメリカ内だけで社員は120万人。これは、アメリカ国内で
2番目の雇用規模だそうです。(1番はUS Military)

で、この会社がちょっとした物議を引き起こしています。

ウォルマートの戦略は、最大規模にして、最安値。
なので、彼らが出店をすると、その商圏の店がかなり打撃を受けます。
そして、いくつかは倒産、撤退を余儀なくされます。

そうなったところで、彼らはちょっとずつ値上げをします。
ちょっとずるい感じですが、アメリカではかなり頻繁に
みかける商業行為です。

ところで、彼らの出店でつぶれる店がでると書きました。
その人たちはどこへ行くのでしょう?

そうした失業者の一部は、当然ウォルマートにも流れて
いきます。ならば、社員にとっては雇用主がかわるだけなので
一件落着、と言いたいのですが、そうでもありません。
というのは、ウォルマートは業界屈指の低賃金雇用主なのです。
(平たく言えば、時間給がダントツ安いワケです。)

すると、そうして余儀なく転職をした人の人生は一変します。
ウォルマートの給料では、共働きでないと一家を養えない、
といわれています。そこで、夫婦でウォルマートで働く
人も出てきます。

こう書くと、ウォルマートがかなり悪者に思えるかも知れません。

しかし、冷静に彼らの手法を分析してみると、いくつかの貴重な
ビジネスのヒントが隠されています。

第一に、数の論理。当然、販売が多ければ仕入れも多く、
仕入れが多ければ仕入れ値は全米一安くなれますね。

ちなみに、彼らが去年中国から買い付けた総額は、
$18ビリオン、2兆円以上だそうです。すごい額ですね。

また、そうした安値、品揃いを持ってすれば、地域のお客さんが
どっと流れてきます。水が引くきに流れるが如く、価格に
日本以上に敏感なアメリカでは、安きは強し、です。

そうして、他がつぶれたら、今度は値上げをしていく。
これは、『顧客の囲い込み』と、『競合の弱体化』がなせる
ワザでしょう。

そうやって、後に得られる利益の計算ができるので、
開店当初は卸値以下で大量に売っても、最後に帳尻は
あうワケです。

また、雇用も同じく、です。他がつぶれて失業をした人は、
安い賃金でも文句をいえません。(というか、選択がない場合が
多くあります)

引越しで転職をすれば済むこともありますが、子供の学校、
夫婦の相方の仕事の関係などで、簡単にできない家庭も大勢あります。
(それに、引越し先にもウォルマートがそびえています。)

それによりウォルマートは、、雇用に関しては、事業者にとって
一番頭痛のタネの『人件費』を低く抑えることができるので、
安値を継続しやすくなります。

今度は、同じことを、社員の側からの人生でみてみましょう。

低賃金で、夫婦が時間拘束をされる構図、これ、残念ながら
ラットレースから抜けずらい、典型のライフスタイルですね。

しかし、あなたの地域にウォルマートが出店する事を止めることは
違法行為がない限りできません。

私が読んだ記事では、30年間、スーパーの肉屋コーナーで、
時給30ドル、年4週間の休暇を楽しんできたパパが、突然全てを失う
危機について書かれていました。

何というリスクでしょう!

よく、事業を始めるのはリスクが高いと言いますが、
社員でいるリスクも、相当なものだと思います。

逆に、事業主となると、少なくとも自分で戦略を考え、実行できます。
また、今流行の自動化で、複数のビジネスを所有すれば、
リスクもかなり低減できます。

ロバート・キヨサキは言います。資本主義は、事業主が得をする
構造になっているんだ、と。

動くリスクと動かないリスク、あなたならどちらをとりますか?


今の起業ブームで、事業を営むノウハウがお金で手に入るのは、
ラッキーです。上手に『レバレッジ』していってくださいね。

そして、最初に身につけて欲しいのは、先週お話したこれです。

売れるものを売れるまで頑張る勇気、
売れないものを諦める決断、
そして、その差を見極めるセンス

全ての給料や収入は、何かの売り上げが発生した事で得られる
副産物です。

あなたが直接何かを売れたら、その恩恵は直接あなたの懐に入ります。
これを経験すると、毎日が楽しくて働くのが楽しくなります。

まだ始めていない方、一刻も早く、最初の一歩を踏み出してくださいね。

ブログのご購読にはこちらをクリック願います。


Add to google


コマースジャングル代表
礒 一明

アメリカ発の情報商材で情報起業 - ブログトップへ

2007年08月16日

ディーパック・チョプラのセミナーに行ってきました。

昨夜は、マンハッタンにディーパック・チョプラのセミナーに
出かけてきました。

その時の写真はコチラ↓

deepak2


ディーパック・チョプラは、言わずと知れた、アメリカスピリチュアル界の
リーダー的存在。「神との対話」にも、「神」のお薦めとして
名前が出る人物。

彼の教えは、シンプルでありながら奥が深い。
彼の50冊以上の著作は35カ国以上で翻訳され、
ここアメリカでも絶大な人気を誇る。

実は、これは画期的なことだと私は思っている。
というのは、アメリカは、ご存知超物質社会。

金銭、所有物、物質で成功を計る傾向が、
世界一強いと言っても過言ではない。

80年代、日本とアメリカを良く知る人は、
日本人の良いところをよくこう評したものだ。

「日本人は、社会的・経済的に西洋的基準からみたら
貧しくても、心が満たされているから幸せだ、という
すごい価値観を持っている。自分の内面と向き合う
民族だ」

確かに、特にアメリカ人に比べると、そういう傾向は
あると思う。同時に、日本でも、逆にその後西洋化が
進み、西洋的基準で物事を計る傾向が増しているのは
皮肉だ。

話は戻って、アメリカは、そういうわけで物質社会。
また、極端な競争社会。1人の勝者が全てを
持って行く構造の為、蹴落としやポリティックスも
かなり強い。

そこから、社会全体にストレスが蔓延している。
日本の、通勤や職場環境という、仕事以前の
ストレスとはちょっと異なる、弱肉強食系の
ストレスだ。

そのせいか、彼らは頭痛薬、鎮痛剤を良く飲む。
アメリカのオフィスで働くと、全ての席にAdvil,
Tylenolなどの鎮痛薬がおいてあり、皆自分の
お気に入りを楽しそうに話す。

で、チョプラ氏ですが、彼の教えは、そういうストレスと
無縁の、自分を見つめ、内在化し、宇宙と一体か
すると富は自然に手に入る、というもの。

もちろん、富=お金という短絡的な構図ではなく、
この世の全てのリソースはあなたのものだ、
という大きなお話。

こういう話が、アメリカ人に真面目に受け止められる、
そんな時代が来たことに、ちょっとした驚きを
覚えます。

とてもよい兆候だと思います。

いや、こうした救いがないと、アメリカ人はストレスで
やられる寸前までいっていると思います。

さて、チョプラ氏には多数の著作があるが、邦訳されているものは
限りがある。初めて彼に触れる人への私のお薦めは、


「富と宇宙と心の法則」

です。シンプルで分りやすい。ただ、間違っても速読しないで
くださいね。速読向きの本ではありません。

一応アマゾンのリンクを記しておきます。

「富と宇宙と心の法則」

www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763197258/isokazuakicom-22


ご興味ある方、是非読んでみてください。
私も、何度も読んでいる本です。

あ、何か目新しい事や奇抜なことを求めている方には
向かないと思います。原理原則はシンプルです。

余談ですが、このセミナーに行く途中で、交差点で
信号待ちをしているところ、スパイダーマンがいました。

spider1


暑いのに、ご苦労様。
まあ、ニューヨークらしくていいですね。

それでは今日はこの辺で。

ブログのご購読にはこちらをクリック願います。


Add to google


コマースジャングル代表
礒 一明

アメリカ発の情報商材で情報起業 - ブログトップへ

2007年08月10日

フットルース Footloose

フットルース Footloose

フットルースは、1984年の大ヒット映画。
ちなみにフットルース(footloose) とは、束縛や制約のない自由の意。

この映画、ただのミュージカルとは違います。
ストーリーやメッセージもかなり深く、映画としての完成度も
かなり高い。

主人公は、シカゴから田舎町にきたRen McCormick。
これを、Kevin Baconが演じます。

ロックもダンスも禁止されている田舎町で、自由を求めて
戦うRen。

この不自由な規制を作った牧師の娘と恋をし、
葛藤の中で、彼の考えるあるべき姿を求めます。

彼が、ダンスパーティーを開く許可を得るために、
町の集まりで提議をします。そこで言うせりふが渋い。

"... there is a time for every purpose under heaven.

A time to laugh, a time to weep.

A time to mourn...

and there is a time to dance. "

ここは、Kevin Baconの迫真の演技、そしてセリフをそのまま
聞くとしびれるので、字幕にしてオリジナルのセリフを英語で
聴きたい場面。

そして、最後にダンスが実現する。

Kevin Baconと牧師の歩み寄り、牧師の自由への葛藤など、
微妙な心理がうまく表現されている。

そこで牧師が言うセリフが素晴らしい。

"If we don't start trusting our children,
how will they ever become trustworthy?"

「我々が子供を信じて自由にさせてあげなければ、
彼らはどうして信頼に値する人間になれるだろうか?」


そしてダンス。

このダンスの場面で、最初に流れる音楽が見事。

"I thought that dreams belong to other men,
'cause each time I got close, they'd fall apart again."

「僕は夢には縁がないと思っていた。
いつも夢を手にしたと思った瞬間、消えてなくなっていたから」

男性なら、一度はそう感じた事があるのではないでしょうか。

いまその夢が実現した喜びを、Paradiseとして歌っている。

この、

"I thought that dreams belong to other men"

この歌詞、タイミング、音楽が、もう絶妙。


こんなフットルース、更に楽しむ方法がある。

全く別次元の話みたいだが、アメリカの3大スピリチュアルリーダーの1人、
Neale D. Walschの 「神との対話」

これを読んで、この映画を見ると、この映画は
神のインスピレーションだと確信するセリフやメッセージがたくさんある。

そういう観点でこの映画をみると、更に感動で打ち震える。
上で紹介したメッセージも、更に深いものとして
味わえる。


私が、この映画に思い入れがあるのには、他にも理由がある。

この映画が出たのは84年。その頃、私はまだ高校生。
勉強が嫌で、受験で楽をしようと選んだ付属高校。

そこで、私立ならではの厳しい規則、自由を制限することが
教育という雰囲気で、自分には全く合わなかった。

そんなフラストレーションの中、文化祭の一室で、
皮肉にもこの映画が上映されていた。

食い入るように見た。忘れかけていた情熱が
思い出されてきた。

英語は一言も分らない時期だったが、体が震えた。

そして、その同じ文化祭で、最後の盛り上がりがあった。
皆で輪を作りダンスをして、ちょっと映画を思い出す
シーンが目の前に現れた。

そこに、終わりを告げる音楽。

突如、体育教師が、大声で怒鳴り始める。

「帰れ! 終わりだ! 早く帰らんか!」

一瞬で覚めた。 こんな高校に、大学を世話してもらうのは
やめよう、そう思った瞬間だった。

自由は与えられるものではなくて、勝ち取ろう、そう思った。

嫌いだった勉強だが、自分で欲しいものを勝ち取ると
決めた分、やる気が違った。

結果、浪人した後、当時希望していた大学に入った。


その最初の夏、初めてアメリカを訪れた。
シアトルに1ヶ月のホームステイ。

そこのホストシスターが、この映画の大ファン。
そして、夢に見たアメリカで、出会ったアメリカの
家族とリビングでみた、フットルース。

涙が止まらなかった。
夢の実現は、こうして起きるのか、と思った。

以前の、出口のない暗闇にいた自分を思い出した。
もう、迷う事はない。


この映画、50回は観た気がします。
その度に、いろいろな事が思い出されます。

今日、時差解消も含めて、また観ました。
全く同じ感動をもたらすのって、すごいと思った。


ということで、ちょっと長めのブログでした。
まだ観ていない方、是非みてくださいね。

参考までにアマゾンのリンクをはっておきます。

「神との対話」
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/476318069X/isokazuakicom-22


「フットルース」
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000GM4CG0/isokazuakicom-22


本日は以上です。

ブログのご購読にはこちらをクリック願います。


Add to google


コマースジャングル代表
礒 一明

アメリカ発の情報商材で情報起業 - ブログトップへ

2007年08月03日

朝青龍の処分

朝青龍の謹慎処分が下されました。
2場所出場停止と、4ヶ月の自宅謹慎。

これを長いとみるか、短いとみるか、意見が分かれています。
ヤフーの投票では、処分が甘い、という意見が
多かったようです。

私の意見もあるのですが、まずは
考え方を整理してみます。

処分は、次にもっと改善して欲しい、という
手段であるべきだと思います。

愛のムチであるべきであって、
本人が立ち直れないレベルであっては
本末転倒です。

教訓を与える厳しさがあり、
炎を消してしまうほどの強さはない、
バランスが大事だと思います。

そして、今回の相手はスポーツ選手。
身体的な復活を困難にしない期間、も
考慮されるべきでしょう。

今回の朝青龍の行動は、あまりにも
浅はかでした。それはつまり、彼が
精神的に未熟なことを意味します。

精神的に未熟なモノが、もっと大人になるべき
処分、これも考慮すべきことです。
精神的に未熟であるだけに、処分に
よっては、教訓でなく、さらにグレる
要因になりかねません。

また、巡業関係者など含め、国技への
冒涜だ、という怒りがあるようです。

しかし、処分は、こうした関係者の
怒りを静めることが目的であっては
いけないと思います。

あくまで、愛のムチになるかどうか、
大人の対応が求められます。

そんな観点を総合して、2場所の謹慎、
4ヶ月の自宅謹慎が、現役最強の横綱に
とって最適な愛のムチか、というと、
個人的には行きすぎだと思います。

見せしめ、仕打ち、怒りの矛先、という
感情的で政治的な要素が感じられます。

私は、特に朝青龍のファンではありません。
彼の相撲より、白鳳の相撲スタイルが
個人的には好きです。

でも、それはそれ、処分は処分。
処分の目的、という大局からみるのが
筋かと思います。

相撲協会は、もっと大らかに
力士を育ててほしいですね!

では、今日はこの辺で。

ブログのご購読にはこちらをクリック願います。


Add to google


コマースジャングル代表
礒 一明

アメリカ発の情報商材で情報起業 - ブログトップへ
無料メルマガ 人生最適化のヒント
■メールアドレス
プロフィール
礒 一明(いそ かずあき)

人生最適化コンサルタント。米国法人コマースジャングル代表。1995年よりアメリカ在住。

横浜生まれ、上智大学外国語学部英語学科卒業。大学を卒業後、ソニーへ入社。95年よりアメリカへ。そこでインターネットの魅力にはまり、社内起業でE-Commerceに創業者メンバーとして参画。事業戦略ディレクター、及び販売ディレクターとして、当時売れないと言われていたAV機器の売り上げを半年で7倍に。

帰任通知を機にアメリカにて独立、2005年より日本でコンサルティング活動を開始。

神秘体験がきっかけで、ビジネスコンサルタントから、人生、生き方をテーマにした人生最適化人生最適化コンサルタントに転身。年に数回帰国して行う、人生最適化ワークショップは毎回満席。

初めまして、コマースジャングル代表、人生最適化コンサルタントの礒 一明です。私のブログをご訪問下さりありがとうございます。

このブログでは、毎週発行のメルマガに加えて、人生最適化のヒント、のテーマで、ひらめきに任せて気ままに更新して行きたいと思います。
QRコード
QRコード
ブログの購読

Add to google