2008年05月
2008年05月15日
起業は挑戦 〜自分の可能性を試したい方へ
自分の可能性は、自分が一番よく知っています。
これは、周りの観測や憶測で計れるものではないと思っています。
それを再認識させてくれた、スポーツの例をあげてみます。
まずは、桑田投手の挑戦。昨年、彼が日本を離れてメジャーに
挑戦すると行ったとき、ネットの記事などで、関係者の
言葉として、
「今から通用するわけがない」
「あまりに無謀な挑戦だ」
という声が紹介されていました。今でこそ、我々は、
桑田投手がかなりいい線までいったのを知っていますが、
挑戦を表明した時点では、懐疑的な論調が殆どでした。
しかし、いざ蓋をあけると。。。
メジャーでの評価は想像以上に高く、2007年は39歳で
メジャーデビューを果たしました。また、ピッチング以外にも、
若手への指導、精神的な支柱として、将来のコーチ、
幹部候補として、Kuwata、の名前をメジャー、少なくとも
パイレーツ幹部には猛烈にアピールしました。
さて、桑田投手にとって、全てが織り込み済みかどうかは私も
知りません。ただ、周りの評価に関わらず、彼は、何がを
起こせる確信があったに違いありません。
海を渡る決断には、何かしらの信念が伴います。
彼が実際にメジャーに挑戦しなければ、彼のこうした挑戦の姿は、
誰も想像できないことです。私も、想像以上の活躍で、びっくり
したのを覚えています。
そう、本人の可能性は、本人が
チャレンジしないとわかりません。
テニスの世界では、伊達選手の復帰が話題になりました。
12年ぶりの復帰で、いきなりのシングル準優勝。
これも、復帰を聞いた時点で、誰が想像したでしょう。
私も、本当に、若手に熟年の技で伝えたいものが
あるんだな、くらいに思っていて、まさか勝利で刺激を
するとは、思いもしませんでした。
本人の可能性は、本人が一番知っているようです。
さて、今日、このお話をした理由は一つです。
起業も、全く同じように、人生の挑戦です。
会社を飛び出て、やっていく自信があるか?
人生でどうしてもやりたいことにチャレンジしたいか?
自分は起業の荒波を乗り越えることができるか?
いろいろな思いが頭をよぎると思います。
こんな時、待ち構えたように、あなたに否定的なコメントを
する役者が現れます。
なぜ辞めた方がいいか、状況を解説してくれます。
景気がどうだ、給料がなくなるのがどうだ、と、
大変な状況を先回りして解説してくれます。
そして、その助言はあたるかも知れません。
あたらないかも知れません。
どちらにしても、そうした、当たるか当たらないか
分からない助言だけで、自分の進路を決めるのは
早計です。
たぶん、意識して、数人のマイナスな助言だけで
起業を辞める人はいないでしょう。
しかし、結果として、そうしたネガティブなコメントが
気になって、延期したり、士気が下がったり、見直したりする
例はたくさんみてきました。
それで自分の挑戦をやめて、納得できるならば
良いと思います。
でも、アメリカの成功者は、口をそろえてこういいます。
「ペシミスト(悲観主義者)の声に耳を傾けるな。
その声が、外からでも自分の内からでも、だ。」
ちなみに、ですが、私自身の話をちょっとしてみます。
私の母親は、とてもお人好しで、だますよりはだまされる、
人の良い性格です。ただ、かなりの心配性です。
親なので、全て善意からですが、何をすると話しても、
その心配な部分を話し続けます。そして、いつも
心配をしています。
ある時点で、私はそれに気づき、そこから、
母親には申し訳ないのですが、相談をしないことに
しました。
留学は、申し込みをして受かってから、事後承諾で
お金だけ借してくれるよう頼みました。
起業も、会社を設立してから事後連絡しました。
数年前、当時8歳の息子を、一人で飛行機に乗せて
日本に短期留学させるにいたっては、
チケットもとって学校が決まってから、日程だけ
教えました(笑)
それらは全て、自分の心の訴えるまま、自分の決断を
したいと思った結果でした。
起業をするとなると、肉親、友人、同僚と、それぞれ
様々なアドバイスを受けると思います。
でも、そのアドバイスは、受ける私たちが、
意識した取捨選択が必要だと思います。自分の可能性は、
自分で切り開いて証明する義務が、我々にはありますからね。
一度きりの人生、自分の可能性を、めいっぱい表現したいですね。
起業は、自分探しと、自分への挑戦です。
では、今日はこの辺で。


コマースジャングル代表
礒 一明
これは、周りの観測や憶測で計れるものではないと思っています。
それを再認識させてくれた、スポーツの例をあげてみます。
まずは、桑田投手の挑戦。昨年、彼が日本を離れてメジャーに
挑戦すると行ったとき、ネットの記事などで、関係者の
言葉として、
「今から通用するわけがない」
「あまりに無謀な挑戦だ」
という声が紹介されていました。今でこそ、我々は、
桑田投手がかなりいい線までいったのを知っていますが、
挑戦を表明した時点では、懐疑的な論調が殆どでした。
しかし、いざ蓋をあけると。。。
メジャーでの評価は想像以上に高く、2007年は39歳で
メジャーデビューを果たしました。また、ピッチング以外にも、
若手への指導、精神的な支柱として、将来のコーチ、
幹部候補として、Kuwata、の名前をメジャー、少なくとも
パイレーツ幹部には猛烈にアピールしました。
さて、桑田投手にとって、全てが織り込み済みかどうかは私も
知りません。ただ、周りの評価に関わらず、彼は、何がを
起こせる確信があったに違いありません。
海を渡る決断には、何かしらの信念が伴います。
彼が実際にメジャーに挑戦しなければ、彼のこうした挑戦の姿は、
誰も想像できないことです。私も、想像以上の活躍で、びっくり
したのを覚えています。
そう、本人の可能性は、本人が
チャレンジしないとわかりません。
テニスの世界では、伊達選手の復帰が話題になりました。
12年ぶりの復帰で、いきなりのシングル準優勝。
これも、復帰を聞いた時点で、誰が想像したでしょう。
私も、本当に、若手に熟年の技で伝えたいものが
あるんだな、くらいに思っていて、まさか勝利で刺激を
するとは、思いもしませんでした。
本人の可能性は、本人が一番知っているようです。
さて、今日、このお話をした理由は一つです。
起業も、全く同じように、人生の挑戦です。
会社を飛び出て、やっていく自信があるか?
人生でどうしてもやりたいことにチャレンジしたいか?
自分は起業の荒波を乗り越えることができるか?
いろいろな思いが頭をよぎると思います。
こんな時、待ち構えたように、あなたに否定的なコメントを
する役者が現れます。
なぜ辞めた方がいいか、状況を解説してくれます。
景気がどうだ、給料がなくなるのがどうだ、と、
大変な状況を先回りして解説してくれます。
そして、その助言はあたるかも知れません。
あたらないかも知れません。
どちらにしても、そうした、当たるか当たらないか
分からない助言だけで、自分の進路を決めるのは
早計です。
たぶん、意識して、数人のマイナスな助言だけで
起業を辞める人はいないでしょう。
しかし、結果として、そうしたネガティブなコメントが
気になって、延期したり、士気が下がったり、見直したりする
例はたくさんみてきました。
それで自分の挑戦をやめて、納得できるならば
良いと思います。
でも、アメリカの成功者は、口をそろえてこういいます。
「ペシミスト(悲観主義者)の声に耳を傾けるな。
その声が、外からでも自分の内からでも、だ。」
ちなみに、ですが、私自身の話をちょっとしてみます。
私の母親は、とてもお人好しで、だますよりはだまされる、
人の良い性格です。ただ、かなりの心配性です。
親なので、全て善意からですが、何をすると話しても、
その心配な部分を話し続けます。そして、いつも
心配をしています。
ある時点で、私はそれに気づき、そこから、
母親には申し訳ないのですが、相談をしないことに
しました。
留学は、申し込みをして受かってから、事後承諾で
お金だけ借してくれるよう頼みました。
起業も、会社を設立してから事後連絡しました。
数年前、当時8歳の息子を、一人で飛行機に乗せて
日本に短期留学させるにいたっては、
チケットもとって学校が決まってから、日程だけ
教えました(笑)
それらは全て、自分の心の訴えるまま、自分の決断を
したいと思った結果でした。
起業をするとなると、肉親、友人、同僚と、それぞれ
様々なアドバイスを受けると思います。
でも、そのアドバイスは、受ける私たちが、
意識した取捨選択が必要だと思います。自分の可能性は、
自分で切り開いて証明する義務が、我々にはありますからね。
一度きりの人生、自分の可能性を、めいっぱい表現したいですね。
起業は、自分探しと、自分への挑戦です。
では、今日はこの辺で。


コマースジャングル代表
礒 一明