2009年05月

2009年05月18日

日本の労働環境、上司の期待

最近野球ネタを取り上げたので、今回ももう一回その路線で
投稿してみます。

日米で、今更ながら、労働環境が異なるな、と思うことがありました。
今日はそのお話を。

先日、楽天の、マー君こと田中将大投手が、肩の張りを訴えて戦列を
離れることになるというニュースがありました。

彼の上司である、楽天、野村監督の反応は、

「弱音を吐くこだと思わなかった。マー君も人の子だな」

これ、ニュースでみたのですが、私は、かなりびっくりしました。
日本に住んでいる方、びっくりしませんでしたか?

肩の張りは、ケガの前兆みたいなものといえます。
ここで無理をすると、大きなケガになったり、シーズンを
棒に振ったりします。

場合によっては、肩の酷使で、選手生命を縮めた例も、
野球の歴史で枚挙にいとまがありません。

体調管理もプロの仕事の一つ。なので、肩の張りなど、
ちょっとした異変を感じたら、初期に無理をしないのが
ケガ防止につながります。

ここで、冒頭のコメント。

肩の張りは、身体の症状であって、
努力が足りなかったり手抜きをするわけではありません。

弱音、は、心の状態を指し、肩の張りは身体の状態です。
この2つを一緒にすると、話がややこしくなります。

肩の張りが弱音と解釈されたら、ひじに違和感があっても、
太ももにけいれんが起きても、皆弱音と解釈されかねません。

さて、このニュースから、たしか2週間ほどたったころ、
楽天で故障者が連続して出てきました。

ここから、さらに野村監督がぼやいたそうですが、
これは、原因と結果の法則が働いて、自分で蒔いた種が
実になったかと思います。選手が冒頭のコメントを聞いたら、
初期段階の身体の兆候は、「弱音」と上司が解釈する
訳ですからね。

さて、一方、同じ時期に、アメリカでは、松坂選手も故障者リスト入りしました。
理由は、同様に「肩の張り」

こちらは、本人の希望というより、球団が積極的にとった措置。

日米のスタイルの違いが浮き彫りにされた一件でした。


さて、今回この例で、アメリカの労働環境は全て良いと言っている
訳ではありません。また、野村監督にも実名で登場して頂きましたが、
彼に恨みがある訳でもありません(笑)

ただ、こうした状況、日本にまだ根強く残っているかと思います。

つまり、上司の理不尽な期待がある為に、労働環境が悪くなり、
そこで大勢のライフスタイルが影響を受ける、というパターン。

これは、他人事でなく、私自身も会社時代に経験しました。

簡単ではないですよね。上司の期待に背けば、給料が
変わるかもしれないですし、左遷だってあるでしょう。

このご時世だと、最近きいた話では、今にらまれると
職を失うから、とにかくどんな言うことも聞く、と言っている人も
いました。

でも、そこまでいくと、人生の拘束があまりに大きいと思います。
食べていくために仕方がない、と言う人がいますが、
本当にそうか、もう一度考えるのも良いかと思います。

私が見てきた限りでは、捨てる神あれば拾う神あり、

「もうここにはいたくない」

と沸点に達して行動を起こした人は、転身をして
思いがけぬ展開を迎えています。

こうして新たな展開をつかむ人を偶然や運だと思っている限りは、
何も変わらないでしょう。自分らしさを保つ英断をすると、自分にふさわしい
環境が用意されているものです。

あくまで、機会が用意されているだけなので、ちょっと苦労して、
自分の足でそこまで歩いていく必要がありますけどね。

自分の人生に、100%の責任を持つ時代になってきています。

自分の人生をどうしたいか、まずはそこから考えてみると、
身近なところに答えがみつかったりします。

では、本日は以上です。

コマースジャングル代表
礒 一明
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■メールアドレス
プロフィール
礒 一明(Kazuaki Iso)
人生最適化スピリチュアルライフコーチ
米国法人Kaz Iso International代表取締役

スピリチュアル系メルマガ読者数日本一(6万人)のメルマガ、【人生最適化のヒント】発行者。人生の全ての出来事にはその人が一番幸せになる為のスピリチュアルな答えが隠されている、という考えのもと、全ての人に【最適な】人生を見つける人生最適化のコンセプトを世界中の人に広めるミッションを日米で展開中。横浜生まれ、アメリカ在住20年。

現在は南カリフォルニアに在住、年に数回帰国しては、スピリチュアルワークショップを開催、これまでに数千人の人生最適化をサポート。

礒 一明 ビジネス略歴

独立前は、ソニーアメリカでE-Commerceを社内起業、インターネット黎明期からアメリカITビジネスに深く関わる。オンラインでは当時売れないと言われていた、テレビなどのAV製品の売り上げを半年で7倍にする。その後、帰任通知を機に独立を決意、アメリカで起業。アメリカの健康食品小売りという激戦区で、オンライン部門全米一番の売り上げ成績を収める。その後、インターネットビジネスコンサルタントとして2005年より日本参入、そして、「神秘体験」をきっかけにスピリチュアルライフコーチに転身、現在に至る。

会社退職から起業に至るのに、大きなドラマが待っていました。
ご興味ある方は、以下、スピリチュアルな起業物語、でお読み頂けます。
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